種類が豊富な画像モデルライブラリpytorch-image-models(timm)の紹介
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皆さんこんにちは
お元気ですか。私は小麦を暫く食べるだけにしたいです。(畑で見たくない‥)
さて、本日は最近勢いのあるモデルのライブラリ(pytorch-image-models)を紹介します。
pytorch-image-modelsとは
通称timmと呼ばれるパッケージです。
PyTorchの画像系のモデルや最適化手法(NAdamなど)が実装されています。
Kagglerもこのパッケージを利用することが増えています。
従来まで利用していたpretrained-models.pytorchは更新が止まっており、最新のモデルに追従できていないところがありました。
このモデルは例えば、EfficientNetやResNeStなどの実装もあります
モデルの検証も豊富でImageNetの様々なパタンで行われているのでこの中で最適なものを選択すると良いでしょう。詳しくはこちらへ。
インストールはpipから可能です。
pip install timm
モデルの利用方法
モデルの利用方法は簡単です。
timmモジュールのcreate_modelを用いることで、指定されたモデルを取得できます。
各モデルには、次のメソッドが実装されています。
forward・・・モデル全体の出力を獲得する
forward_features・・・特徴量出力部分(Pooling前)の出力を獲得する
どのようなモデルが実装されているかは、先述のResultsのページをご確認ください。
import timm import torch m = timm.create_model('efficientnet_b3', pretrained=True) m.eval() matrix = torch.rand(2, 3,224,224) m(matrix).size() # (2, 1000) m.forward_features(matrix).size() # (2, 1536, 7, 7)
最後に
非常にモデルの種類が豊富で使いやすいです。
これを利用すればほんの数行でResNeStなど新しいモデルを試すことができるので、これから使っていこうと思っています。