Visual Studio CodeでC++の環境構築をやってみる
皆さんこんにちは
お元気ですか。私は元気です。
VIsual Studio CodeでC++の環境を構築します。
C++のコードを書く時に案外いいエディタがなくて結構困ります。
今まではsublime text+ pluginを使っていましたが、デバッガ厳しい、
補完難しいなど色々困っていました。
そこで、試しにVisual Studio CodeでC++の環境を作ってみました。
Visual Studio Code
Microsoftが作っているWindows, MacOS, Linuxで動作する
軽量高速な高機能エディタです。
(Visual Studio Code - Visual Studioより)
ダウンロードは次のサイトを参考にしてください。
code.visualstudio.com
設定方法
まずは、Visual Studio CodeにC++の環境を構築します。
C++の開発機能であるcpptoolsを拡張機能(plugin)からインストールします。
その手順は次の通りです。
- Visual Studio Codeを開く
- 左から拡張機能を選択する。
- cpptoolsを検索する。
- インストールする。
Visual Studio Codeと色々な機能
前準備
ソースコードを準備します。他にも設定ファイルなどが必要なものはありますが、
それは適宜、準備していきます。
#include <iostream> using namespace std; int main(void){ int a = 10; int b = 20; int c = a + b; cout << c << endl; return 0; }
コンパイルをする
コンパイルのショートカットキーは「cmd + shift + b」を使うと可能です。
ただ、タスクランナーがないと出るので、「tasks.json」を作るように言われます。
そのため、tasks.jsonを設定します。tasks.jsonにはg++のコマンドを設定します。
{ // See https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=733558 // for the documentation about the tasks.json format "version": "0.1.0", "command": "g++", "isShellCommand": true, "args": ["-O2", "-g", "test.cpp"], "showOutput": "always" }
デバッグ
Debugタブから起動すると、「launch.json」が作られます。
起動するためには、launch.jsonの修正が必要です。
"program"の値を以下に変更が必要です。この"program"は
実行ファイルのパスを記述します。
"program": "${workspaceRoot}/a.out",
デバッグは以下のような画面で、gdbが使われます。
予め、break pointを仕掛けるとその箇所で止まります。
実際にデバッグすると次のような画面になります。
ヘッダーの設定
コマンドで、「C/Cpp: Edit Configurations」を選択すると
C++の設定ファイル「「c_cpp_properties.json」が作られます。
そのの内部にヘッダーを設定する箇所があるので、その箇所にヘッダーのパスを
設定をすると読み込みすることができます。
このファイルはOS別に設定ができるため、該当するOSの"includePath"を変更します。
"includePath": [ "/usr/include", "/usr/local/include" ],
関数検索
関数検索は「cmd + shift + O」を使えばできます。
後はその欄で該当するファイルを探しましょう。
最後に
C++のエディタで良いものがなかったので、これはいい感じだと思っています。