のんびりしているエンジニアの日記

ソフトウェアなどのエンジニア的な何かを書きます。

Mac10.9 Marvericksでgccを使う

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皆さんこんにちは
お元気ですか。私は元気です。

さて、今日はMacでgccを使う設定をしてみましょう。

え?それって既にあるんじゃないの?と思う方。シェルでgccと打ってみましょう。
特に設定をしていなければ、以下のようなメッセージが出現するはずです。

$ gcc
clang: error: no input files

gccのリンク先がclangです。とりあえず、gcc自体を探してこなければなりません。
今回のインストールではhomebrewにお世話になりましょう。

インストール

まずは、searchをしてgccを探します。

$brew tap homebrew/versions
$brew search gcc
apple-gcc42   gcc43	    gcc44	  gcc45		gcc46	      gcc47	    gcc48	  gcc49		llvm-gcc28

gcc4.8かgcc4.9をインストールして困ることはありません。試しにgcc4.9をinstallしてみましょう。

$ brew install gcc49

結構長いので、適当にscreenなりnohupを使っても良いかもしれません。この間に飯ぐらいは食べることができます。
インストール終了後でも、g++を押してもclangに設定がされます。

最後にシンボリックリンクを貼ります。

sudo ln -sf /usr/local/bin/gcc-4.9 /usr/local/bin/gcc
sudo ln -sf /usr/local/bin/g++-4.9 /usr/local/bin/g++

これでgccと実行してみて、gccのエラーが出れば問題ありません。
時々gccの皮を被ったclangが必要になるので、戻し方を記載します。

sudo ln -sf /usr/local/bin/clang /usr/local/bin/gcc
sudo ln -sf /usr/local/bin/clang++ /usr/local/bin/g++

では、うまく使いわけてみてください。